何を聞かれているのかを把握することは重要である。
何を聞かれているのかを把握することは重要である。
Toto, I’ve a feeling we’re not in Kansas anymore.
We must be over the rainbow!!
トト、ここはもうカンサスじゃないみたい・・・
きっと虹を超えたのよ!
【問い】
上記の文章について説明せよ。
このような場合何をどのように説明するのか?
すなわち、何を聞かれているのか?
ということをよぉく把握しないと、その後どんな説明をしても無意味である。
【解釈1】
ドロシーと愛犬トトの登場する物語「オズの魔法使い」のこととして解釈する。
【解釈2】
リッチー・ブラックモアをリーダーとするブリティッシュ・ハードロックバンド
「Rainbow」のライブのこととして解釈する。
この解釈の違いによって、当然ながら説明の内容は大きく違ってくる。
【解釈1をもとにした解答】
これは、ドロシーという少女がオズの国から家に帰らせてもらうために
大魔法使いの「オズ大王」に会いに行く。という物語の中の有名なセリフ
である。
【解釈2をもとにした解答】
これは、Rainbowというロックバンドがライブを行った際に、名曲『Kill the king』
につなげるためのオープニングのSEとして使用したものである。
このように、問いの要求解釈が違うと、解答内容は大きくブレる。
気をつけなければ。
コメント
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【解釈3】
トトもカンサスも良いバンドだが、レインボウは超えられない。
う〜ん、入試問題で明らかに間違えと分かるような選択肢みたいですね。
Comment by s130818 — 2006年2月25日(土曜日) @ 19時52分05秒
言われてみるまで、このセリフにバンド名が3つも入っていることに気づきませんでした。
やはり事例問題は奥が深いですなぁ。
Comment by たけうち — 2006年2月27日(月曜日) @ 09時08分06秒