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2005年12月9日(金曜日)

口述試験を受けられる方へ(長いよ)

カテゴリー: - たけうち @ 11時34分12秒

11日は口述試験ですね。
 
  
例年の合格率からすると、ハードルは低いと考えられます。

2次筆記試験を90cmだとすると、口述試験は15cmほどではないかと感じます。
 
 
しかしながら、なめてかかってよいという試験でもありません。
 
 
1次試験が、知識を問われる試験。
2次筆記試験が、論理的思考力と知識の応用力を問われる試験。
 
というように考えると、
 
口述試験は、コミュニケーション能力、プレッシャー耐性を問われる試験というように考えられると思います。
 
想像以上のプレッシャーを感じながら、通常のコミュニケーションをおこなうのは、
実は大変なことです。
 
 
受付から実際に面接を受けるまでの過程が、非常に緊張感を生みます。
 
 
 
昨年の場合は・・・、
 
 
 
まず、受付を済ませたヒトが溜まる部屋に入り、席につきます。
このときの席は、好きな場所でよいです。
 
周りでは、それぞれが持ち込んだ教材を皆が集中して読んでいます。
私はというと、そのような周りのヒトたちを観察してました。
 
 
観察結果では、殆どのヒトがTACの想定問答集HYPERを読んでいました。
 
 
黒板には、チョークで指示が書いています。
確か、「黒板に書かれた時間帯に面接時間が該当するヒトは隣の部屋へ移動してください。」
というような内容だったと思います。
 
黒板の時間帯が書き換えられる度に、20人前後のヒトたちが席を立って、隣の部屋に移ります。
 
 
このとき、私は心の中でドナドナを歌ってあげてました。
 
 
そうこうしているうちに、自分の時間帯になりました。
隣の部屋に移ると、今度は待機する席が決められています。
 
右隣にヒトが3人くらい座っていて、一番右端のヒトが事務局のヒトに呼ばれて
面接部屋まで連行されるというしくみです。
 
1人1人に事務局のヒトが付いて、別のフロアの面接部屋まで連行されます。
まるで、映画グリーンマイルの電気椅子に連行されるシーンのように思えました。
(グリーンマイルでは、複数のヒトに連行されてましたが。。。)
 
 
右端のヒトが連行されて空席になると、残ったヒトは1席ずつ右にずれていくという決まりです。
 
右にずれていく度に、何ともいえない緊張感が湧いてきます。
 
 
 
いよいよ、自分が右端です。
 
 
 
しばらくすると、「300634 たけうちさんね?」と言われました。
 
心の準備の時間がもっと欲しかったので、一瞬「違います」と答えたかったのですが、
なんとか「はい」と言えました。
 
 
そして、上階へ連行です。
 
 
事前のウワサでは、連行中も試験が始まっていると聞いていて、何か話さなければ
と思っていたのですが、何といっていいのか分からず、終始無言のままでした。
 
 
あっというまに面接部屋の前です。
部屋の外にあるイスに座って、前のヒトの面接が終了するまで、黙って待っているように指示されます。
 
 
目の前には別の事務局のヒトに連行された受験生が座っています。
お互い、緊張感は最高潮といった様子です。
 
 
目が合っても、互いに焦点が合っていません。
 
 
3〜4分程だったと思いますが、この時間は非常に長く感じました。
その一方で、時間が止まってほしいとも思いました。
 
このときにはさすがに、頭の中でRUSHのTime Stand Stillは流れませんでした。
 
 
 
そしていよいよ促されるままに、面接部屋に入りました。
 
ノックして入る瞬間は、もう死んでもいいと思いました。
 
 
面接自体は、一瞬で終わりました。
 
 
自分の中の自分と、面接を受けている自分が分離したように感じました。
日常に例えるなら、夢を見ているような感覚でした。
 
 
終わった後は、合格しているかどうかの不安より、何ともいえぬ開放感、達成感を感じました。
 
 
そして、明治大学の向いにあるイシバシ楽器店に入り、シンバルやスネアをじっくり見て心を落ち着かせてから、家に帰りました。
 
 
 
後で振り返ると、会話のやりとりは、たいしたことありません。
ちょっと詰まっても、すぐ助け舟を出してくれましたし。
  
 
この試験において何がプレッシャーになるのかというと、おそらく2次筆記試験までの苦難を考えるからだと思います。
 
 
「もう2度と2次筆記試験は受けたくない。ここで失敗するわけにはいかない。」
 
 
という気持ちがプレッシャーになるのではないかと思います。
 
ここまで進んだ方達なら、何を答えていいか分からないということはありえませんので、そういうプレッシャーはないでしょう。
 
 
明後日臨まれる方には、適度な緊張感と大いなる冷静さを持って受験されるのがよいのではないかと思われます。
 
 
それが難しいのですが。。。
 
 
次のエントリでは、「研修の効果を定量的に測定する方法について」をお送りする予定です。
 


コメント

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  1. 昨年の記憶がよみがえりました。いま、思い出しても緊張します。 最近流行の言葉で言えば、「証人喚問」の呼び出しみたいでした。 でも、あれから1年。早いな〜あ。

    Comment by 企業内診断士Watch & Talk — 2005年12月9日(金曜日) @ 17時50分06秒

  2. あれから1年なのですね。
    おっしゃるとおり、私も早かったと感じています。

    強烈な体験だっただけに、記憶がいつまでも鮮明ですね。
    その分、時間の経過を感じにくいのかもしれません。

    Comment by たけうち — 2005年12月12日(月曜日) @ 09時09分08秒

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