メインメニュー【妄想】H16の事例について
H16の事例�気如∈�でも気にかかることがある。
それは、最終段落のひとつ手前にある、
「社員の生活を案じるＡ社社長はいう。」
という記述。
「社員の生活を案じる」とは何を意味しているのか？
本番１発目の事例だったせいもあり、完全にテンパっていた私は、
社員思いの社長は、総額人件費を減少させる作戦のうち、
指名解雇や嫌がらせ人事異動などのヒドイやり方を
しないという制約条件だと思った。
つまり第４問に対する制約条件なのだと思って、実際それを念頭に解答した。
しかし最近読み返すたびに、各受験機関の模範解答である、
「現状維持志向」や「チャレンジ意欲のなさ」を暗喩する言葉なのだと思うようになった。
「社員の生活を〜略〜」は、一見すると
直後の「厳しい財務状況の中で〜略〜自信がない。」という言葉を正当化しているような
印象を受けるが、
よくよく考えると、チャレンジすることをためらう言い訳ともとれなくはない。
【 妄 想 劇 場 】
社長：「新事業はカネかかるし、技術の進歩にもついていかれへんし、自信ないねん。」
診断士「たしかにそうですけど、覚悟決めてやらなアカンでしょ。」
社長：「う〜ん。でも社員の生活もかかってるしなぁ。。。失敗したらどないしょ。。。」
診断士：「何をいうとるんですか！社長！あんたがそんなんでどないするんですか！」
社長：「・・・せやけど・・・。」
診断士：「社長！昔を思い出してください！フォーム印刷始めた時のことを！」
社長：「あんときは、ワシも若かったからできたんや。。今は世の中の酸いも甘いもわかってもぉたから。」
診断士：「それやったら、社長んとこの若い衆つこぉたらええやないですか。」
社長：「・・・でもカネもかかるしなぁ。」
診断士：「ちゃんと事業計画たてはったんですか？やる前からカネかかるぅゆうてたら何もできませんやん。」
診断士：「制度融資やリースもあるんやさかい、まずはちゃんと計画立てましょうよ。」
社長：「・・・」
診断士：「社員の生活ゆうてはりますけど、このまま何もせぇへんかったほうがリスク高いんちゃいますの？」
社長：「それもそぉやな。ここはキバリどころかもしれへんな。」
診断士：「そしたら、さっそく事業計画と若手を参画させる組織変革を一緒に考えましょうよ？」
社長：「よっしゃ、やってみよか。診断士はん。頼むわ。」
はい。
解決。
ツッコミ：「・・・んなワケないやろ（叩）。もぉええわ。」
二人同時に：「ありがとうございましたぁ。。。（礼）」
コメント
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「社員のためなら頑張れる（＝自分だけなら別にどうなってもよい）」という風な感じで捕らえていました。「社員のみなさん、路頭に迷わすわけにもいかんですやろ。社長、がんばりましょうや」みたいな。
「社員の生活を案じ」という文をネガティブに取るような思考回路になれそうもありません。だからダメなのかもしれないが…。 orz
Comment by noumea — 2005年4月27日(水曜日) @ 23時11分52秒
しかし、真相はわかりません。
どっちなんでしょうね。
どっちでもないというオチもありますが。
Comment by たけうち — 2005年4月28日(木曜日) @ 09時37分01秒